アカヒゲ
アカヒゲ【赤鬚】
Erithacus komadori
Ryukyu Robin
スズメ目ツグミ科
大きさ:全長約14cm
イラスト:折笠由香利
動画
留鳥として南西諸島と長崎県の男女群島に生息します。
平地から山地の、イタジイが生い茂る林や沢筋などで見られます。
昆虫類やクモ類、ミミズの他にアカメガシワの実など、木の実もよく食べます。
アカヒゲの名前は、「赤い毛のコマドリ」が「赤い鬚のコマドリ」になってしまったらしいです。
1970年に天然記念物に指定。「IUCN レッドリスト」準絶滅危惧種。亜種ウスアカヒゲは「レッドデータブック」絶滅危惧II類種。
参考文献:『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版) 『世界鳥名事典』(三省堂) 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』(山と渓谷社)
アカショウビン
アカショウビン【赤翡翠】
Halcyon coromanda
Ruddy Kingfisher
ブッポウソウ目カワセミ科
全長:25~27cm
イラスト:折笠由香利
動画
夏鳥として全国に渡来、日本海側に多く、南西諸島は特に多い
見られる主な所は、低地から山地の渓流沿いのよく茂った林
平安時代から"みづこひどり"(水乞鳥、水恋鳥)の名で知られている。江戸時代前期から"あまごひどり"(雨乞鳥)とも呼ばれている。これは、雨が降りそうな時に、キョロロロと鳴き始めることから名づけられた思われる。
その他、前世が女性で、馬に水を与えるのを怠ったため、馬が死んでその罰を受けて水恋鳥になったとか、親の死に水をとらなかった罰として自分の赤い胸の毛が水に映って火のように見えて恐ろしくなり、飲みたい水が飲めなくなり、水欲しい水欲しいと泣くというこの鳥にまつわる物語がある。
参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂) 『鳥名の由来事典』(柏書房)
アカショウビンが見れる動物園
※情報が古い場合は、いない可能性もございますのでご了承ください。
アカゲラ
アカゲラ【赤啄木鳥】
Dendrocopos major
Great Spotted Woodpecker
キツツキ目キツツキ科
全長:24cm
イラスト:折笠由香利
動画
留鳥として九州以北に生息
見られる主な所は、平地から山地の林
主に昆虫類やその幼虫を採食する。冬には木の実も食べる。
木の幹を嘴でつっつき、木に皮の内側や中にいる虫をひっぱり出して食べます。舌は長く頭蓋を巻くように納められています。長い舌を納めるためではありますが、木をつっつく衝撃を保護しているらしいです。
江戸時代中期から"あかげら"の名で知られています。後頭部と下腹部が赤いことからつけられたと思われます。(雌は後頭部に赤色はありません。)「けら」はキツツキの古名「けらつつき」の略とされていますが、鳴き声によるのかもしれないとのことです。
参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)『ポケット図鑑 日本の鳥300』(文一総合出版) 『鳥名の由来辞典』(柏書房)
アカエリカイツブリ
アカエリカイツブリ【赤襟鳰】
Podiceps grisegena
Red-necked Grebe
カイツブリ目カイツブリ科
大きさ:全長約40~50cm
イラスト:ヨシコ
動画
Nesting Red-necked Grebes feeding young
北半球北部に広く分布してます。
南千島・北海道の湖沼で少数が繁殖するほか、日本の沿岸に渡来するものも少なくないです。
湖沼や大きな池などで繁殖します。越冬地では淡水域よりも沿岸などの海水域に多いです。
潜水して主に魚類を食べる他、昆虫類などもとらえて食べます。
「日米渡り鳥条約」「日露渡り条約」指定種
参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)
アカアシモリフクロウ
アオマユハチクイモドキ
アオマユハチクイモドキ
Eumomota superciliosa
Turquoise-browed Motmot
ブッポウソウ目ハチクイモドキ科
大きさ:雄・全長約33cmm
イラスト:ヨシコ
動画
Turquoise-browed Motmot. Costa Rica
メキシコ南部からコスタリカ分布
低地の湿気の多い森林に生息します。
昆虫などを捕食します。
参考文献:『世界鳥名事典』(三省堂)
アオボウシインコ
アオボウシインコ【青帽子鸚哥】
Amazona aestiva
Turquoise-fronted Amazon
オウム目インコ科
大きさ:全長約37cm
イラスト:f u m i c c o
動画
アオボウシインコ LOVEBIRDFUKUOKA(ラブバードフクオカ) 2016.2.22
原産地:ブラジル北東部・パラグアイ・アルゼンチン北部に分布
森やヤシ林などに生息
古くから輸入され、物まねも上手です。甘えん坊という言葉がぴったりなインコです。
参考文献:『世界鳥名辞典』(三省堂) 『鳥の飼育大図鑑』(ペットライフ社)
アオボウシインコが見れる動物園
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